このようなお悩みにお答えします。
この記事を書いている私は、看護師ママとしてフルタイム勤務していました。子育てと看護師の両立に悩んだ経験があります。
小さい子供を育てながら看護師をしているママは誰もが通る道なのかもしれません。
でも、周りと同じじゃなくて良いですよね。
自分や子供、家族はそれぞれ違うので自分達に合う働き方をすべきです。
私は働き方を変えて、家族と自分の笑顔や心の余裕を取り戻しました。
4つの解決ポイント
- 看護師の資格は一生自分のもの
- 1番大切にしたいことを明確にする
- 周りを気にしない
- 家族が笑顔でいること
この記事では、私の経験談を交えながら上記4つのポイントについてお話ししていきます。
もくじ
子供が小さい看護師ママの悩みを軽減する4つのポイント
看護師の資格を取得するのは大変ですよね。
私は准看護師免許を取得した後、通信制看護学校に通い、正看護師の資格を取得しました。働きながら子育てや家事をこなし、道のりは長く苦労も多々ありました。
子供が小さいと独身の頃のように、自分の思い通りに働くことができず、色々と葛藤があります。
- こんなはずじゃなかった
- 両立したいのに上手くできない
- 子供との時間をもっと大切にしたい
悩みがあるのは一生懸命頑張っている証拠です。
でも、悩みを解決することができれば毎日を少し楽しくすることができるので、解決に近づく4つのポイントを解説していきます。
①:看護師の資格はなくならない
看護師の資格を取得して良かったことは、この資格が一生自分のものだということです。
休職しても退職しても、変わらず資格はあります。
- 看護師と子育てはみんな両立しているから自分も頑張るべき
- 看護師になって喜んでくれた家族や友人を裏切れない
- 頑張って取得した看護師免許だから続けないといけない
このように考えていませんか?
実際に私は考えていました。
でも、看護師免許は取得してしまえば自分のものです。例え看護師を辞めても資格はなくなりません。
私は上記のように考えるようになって少し楽になりました。
子育てしながら、毎日バタバタと忙しく心はモヤモヤし、自分がどうしたいのか分からなくなっていました。
②:1番大切なことを明確にする
フルタイム看護師ママとして働いていた私は、毎日イライラしていました。
毎日思い通りにならない子育てにイライラ、仕事のストレスでイライラ、夫に八つ当たり。
イライラと同時に、熱ばかり出す小さな子供に対して負担をかけている申し訳なさ、怒ってばかりの自分に嫌悪感がありました。
そして気付きます。
完全にキャパオーバーだったんですね。
これではいけない、家族がバラバラになってしまうと感じ優先順位を明確にしました。
転職して働き方を変えたいと何となく考えていても、どのような働き方が良いか分からない、と悩んでいる場合は自分と家族の優先順位を書き出してみることをオススメします。
- 子供の負担を減らしたい
- 夜は子供と一緒に過ごしてあげたい
- 休日は家族で過ごしたい
- 子供にいってらっしゃい、おかえりと言ってあげたい
上記は私が書き出した優先順位の例です。
私は、この時点でフルタイム看護師として働いていたので早出、遅出、夜勤もこなしていました。
このように書き出すと、どのような働き方が合うのか少しずつ明確になってきます。
③:周りを気にしない
働き方に迷い悩んでいる時に大切にしてほしいことは、周りを気にしないことです。
看護師としてバリバリ働きながら、子育てしているとすごい、偉いなどと言われがちです。
しかし、その為に何となく無理して頑張っていては悩みは解決せず、どんどん自分自身が辛いだけです。
看護師の友人はみんな子育てしながらフルタイムで働いている、自分だけパートになったり子育てに専念すると浮くかな、おかしいかな、甘えているかな、、なんて思う必要はありません。
優先したいこと、心のキャパ、家族のライフスタイルはそれぞれ違います。
周りを気にせず、自分と家族が満足できる形に近づけることが大切です。
④家族が笑顔でいること
ママの笑顔は家族みんなの笑顔になります。
朝からガミガミ、夜もガミガミ。
そんな家に誰も帰りたくないですよね。
子供は親の顔を本当によく見ています。
ママの私が笑うとみんなで笑う、みんなを見て私も笑う。
これだけで心が満たされます。
自分が毎日笑顔で過ごす為には、どうすれば良いのか?
そう考えた時に、働き方が少し明確になります。
子育ての為に働き方を工夫した看護師の経験談
フルタイム勤務看護師として働いていましたが、私の中での優先が子育てだったので働き方を変える決心をしました。
看護師転職サイトを利用してパート看護師に転職
フルタイムで働きながら家事、子育てに追われる毎日の中で自分で職探しをする気力がなかなかありませんでした。
そこで、看護師転職サイトを利用し求人案内してもらおうと考えます。
以下は担当者に伝えた条件です。
- 8:30から16:00の勤務
- 土日祝休み
- 夜勤なし
- 平日週4日勤務
転職サイト担当者から、クリニックの場合はスタッフ人数が限られているので、子供が小さく休む事が多い場合は病棟や介護系施設などでパートとして働く方がオススメとの助言がありました。
私は、上記条件の通りに病棟でパートとして働くことになりました。
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働き方を変えて良かったこと
私が働き方を変えて良かったことをご紹介します。
- 時間に余裕ができた
- 家族で過ごす時間が増えた
- 毎晩子供と一緒に過ごせる
- 子供を怒ることが減った
- 子供が前より甘えてくるようになった
何をするにも心に余裕ができ、子供と一緒に過ごす時間が増えました。
子供の姿を見て、本当はゆっくり甘えたかったんだなと反省しました。
我が家の場合は、夫との関係も良くなりました。毎日イライラガミガミしていたので、知らずと会話が減っていましたが、余裕ができて会話も増えました。
働き方を変えて悪かったこと
働き方を変えて悪かったことをご紹介します。
- お給料がフルタイム時代より10万円少なくなった
- 周りがフルタイム勤務ばかりで気まずいと感じる事があった
当たり前ですが、お給料は大幅に下がります。前より贅沢できないけど、今は子供の事を優先したかったので仕方ないと割り切りました。
病棟はフルタイムで働く人ばかりなので、周りが忙しくしている中退勤するのが気まずいと思う事はありました。
でも、元々自分はそういう条件で雇ってもらっているんだ!堂々としていようと思っていました。
パート勤務になって変わったこと
パートになって、本当に時間や心に余裕ができました。
収入は減ったので、もう少しお給料欲しいなと思う事はあります。でもその気持ちを上回るものを得ることができました。
家族の会話や笑顔が増え、気持ち的に満たされていたこともあり、看護師の仕事を今までより楽しく好きになりました。
まとめ
私は娘が保育園に通いだし、仕事を優先するばかりで、なぜ娘の気持ちに気が付かなかったのか、なぜすぐに行動できなかったのか後悔があります。
生活の為には働かなくてはなりません。
でも、本当に大切なことを優先させながら働き方を工夫することはできます。
私は働き方を変えて、家族と自分の笑顔や心の余裕を取り戻しました。
小さい子供を育てながらの働き方に悩む看護師ママはぜひ、後悔のないよう子育てを重視した働き方をしてみてくださいね。