准看護師という免許は看護師より取得しやすいみたいだけどどうなんだろう?
このようなお悩みにお答えします。
スムーズに准看護師を目指す為のステップは
以下の4つです。
- 看護学校受験
- 入学前に看護学生の求人を検索
- 看護学生としてクリニック、病院に勤務しながら通学
- 学生として勤務している職場にそのまま准看護師として就職
実際に私が准看護師の学校に通い、この流れがベストだと感じました。
看護学生の求人は看護師の転職サポート マイナビ看護師 がおすすめです。
もちろん、上記の通りにする必要はありません。自分や家族のライフスタイルに合った方法を選択しましょう。
私自身が経験して良いと感じたことなので、スムーズに准看護師として働きたいという方は、ぜひ参考にして下さい。
✔️本記事に書いてあること
- 准看護師免許を取得する看護学校
- 看護学校の実際
- 准看護師免許試験受験から取得
この記事を書いている私は、看護師歴16年、2人の子育てに奮闘中の看護師ママです。10年間准看護師として勤務した後、通信制看護学校に通い看護師の免許を取得しました。
もくじ
准看護師とは
准看護師免許は都道府県知事から交付される資格です。
准看護師免許のキャリアアップとして国家資格である看護師(正看護師)免許があります。
実際に働く中で、感じた看護師との違いは以下の3つ。
- 看護師の方が給与が数万多い
- 管理職は正看護師のみ
- リーダー業務は看護師のみ
各職場で多少の差はあると思いますが、実際に現場での差はこれくらいです。
看護師と同様に患者さんの介助など行っていました。
准看護師、看護師共に夜勤回数で給与が変動します。
基本給+資格手当て+夜勤手当て
准看護師という職業は大変なです。
でも!仕事がなくなる事がないので資格さえ取ってしまえば安心です。
看護高等専修学校とは
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中学卒業していれば入学できる
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入試は中学レベル
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2年課程。3月の卒業前2月頃に准看護師試験を受験
簡単に言えば、2年間の准看護師養成所です。
カリキュラムについて
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准看護師に必要な専門知識を習得の為、講義(授業)を受ける
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実際に患者さんに行う看護技術の実技演習(テストもある)
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2年次は、実際に病院で臨地実習を行う
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学校は基本的に日祝休み、夏休みや冬休みもある
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准看護師試験前には試験対策
2年間、本当にあっという間です。
レポートを書く事が多いので書く作業は結構多いです。
大変な事もありますが、免許取得を目指して学校に通うのである程度の覚悟は必要です。
学費はどれくらいかかるのか
- 2年間で100〜150万程、学校により違いがある
- 看護学生が学校に通いながら働く医療機関があり、病院によっては免許取得後継続して働く事を条件に、学費免除(払ってくれる)となる場合がある
- 専門実践教育訓練給付金制度厚生労働大臣指定講座である為、ハローワークに申請をする事で授業料の50%返ってくる(条件あり)
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看護師目指す社会人必見!専門実践教育訓練給付金の申請方法を解説
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看護高等専修学校のメリット
学校に通うので、学費はそれなりにかかりますが、2年課程の看護高等専修学校に通うメリットは以下の3つです。
- 他の学校より費用を抑える
- 2年という短期間で資格取得できる
- 働きながら通学できる
学生の多くは病院やクリニックで看護助手として働きながら通学していることも特徴です。
もちろん、普通にアルバイトをしている学生もいますが、病院やクリニックは看護学校の時間割りを考慮してくれるので、決まったお給料を貰いながら通学することができます。
ぜひ、病院やクリニックで働きながら通学することを検討してみて下さい。
学生とはいえ、実際の医療の現場で働くのは准看護師を目指す身として勉強になりますよ。
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自分に合う求人と出会える為にも、願書提出前に志望校の時間割を確認する事をおすすめします。
准看護師試験について
2月上旬〜中旬に各都道府県ごとに実施
・都道府県によって試験日が異なれば、他県の試験も受験することができる(不合格時の対策として住んでいる都道府県外の試験を複数受験することができる)
・150問マーク式を2時間30分で解く
・合格ボーダー60点
・ほぼ毎年合格率96%以上
・合格発表3月中旬
合格率はかなり高い試験です。
2年間学校で准看護師になる為のカリキュラムをクリアすれば、ほぼ合格できると考えて良いと思います。
准看護師、看護師という職業は不況に強く、近年のコロナ禍に影響されるどころか足りない職業です。
准看護師廃止の噂は本当?
准看護師制度廃止と1990年代からずっと言われています。
しかし、実際に准看護師として働いていた私は、実際の現場で廃止になるかもしれないと感じた事はありません。
・実際に現在多くの准看護師が医療の場で活躍している
・看護師自体が足りていない
・中堅〜ベテランの知識や技術が優れた准看護師は多く、実際に現場でとても必要とされている
仮に今、准看護師制度を廃止にすると、医療の崩壊につながります。
准看護師廃止に向けた動き
しかし、准看護師養成学校の減少、准看護師求人の減少があるのは事実です。
現時点で、准看護師は廃止になるという決定はされていませんが、少しずつ進んではいきます。
正看護師との給与の差や、准看護師廃止を考慮して初めから正看護師を目指す人が増えています。
しかし、社会人や主婦、シングルマザーが通うにはとても困難な道のりです。
なので、准看護師が廃止になる前に准看護師免許を取得しておくことをオススメします!
准看護師免許さえ取得していれば、働くことができるのはもちろん、キャリアアップとして正看護師を目指すことができます。
まとめ
実際のところ、業務について正看護師と准看護師ではほぼ変わりはないです。
もちろん、准看護師免許取得後、ステップアップとして看護師免許取得を目指す事ができます。
資格を取ってしまえば、准看護師は定年まで不況に影響されることなく、安定して働く事ができます。
看護学生としてクリニックや病院で働く事によって医療の場に慣れ、資格取得後スムーズに准看護師の業務を習得する事ができます。
学校に通う事で収入に不安がある場合も、学生として就職し通学することで毎月定額の収入があるので、金銭面において多少不安の軽減に繋がります。
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准看護師の資格取得について迷っている方が一歩踏み出せると嬉しいです。